経済ニュースまとめ録

日本経済新聞の一面をマトリクス形式でまとめて整理

【日経一面】アイフォンの販売力低下からの減産にある2つの理由

年間約18兆円

アップル社のアイフォンを取り巻く経済圏はとんでもなく大きな数字になっています。

アイフォンの販売不振はそれだけの影響力がある出来事でもありますが、昨今の米中関係の悪化による影響がじわじわと出てきています。

www.nikkei.com

製造量を減らすという事は、つまりは売れる見込みがないと読んだという事ですし、製造に携わる人の雇用にも影響がありますから、世界の経済に少なからずの影響があります。

アップル社の販売力の低下から、何が起きているのかを少しまとめたいと思います。

 

アップル製品の販売力低下の背景

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今朝の日経の一面記事から、現在起きているアップル社製品(アイフォン)の販売不振の背景は、次の2点にあると読み取ることができます。

  中国の購買力がある 中国の購買力がない
アップル社のイメージが悪い アメリカへのイメージダウンからアップル社へ波及 現在の位置
アップル社のイメージが良い 以前の位置 中国の国内景気がよくない

米中貿易戦争によって、中国の景気の悪化と中国のアメリカ製品イメージダウンが、アップル社の製品の購入意欲を奪っています。

では、その2点が改善されればアップル社の製品が以前のような売れ行きが戻るのかという事になるのですが、僕は中国内での対米イメージの悪化が尾を引くような気がしています。

中国の景気の悪化

アメリカと中国の関係性がどこまで悪化するのか、もしくは、そろそろ何らかの好転がみられるのか。

今のところは不透明です。

さらなる悪化となれば、景気の落ち込みは進み、世界全体が不景気になる事も考えられますが、逆の見方をすれば、中国抜きの経済圏を形成する動きが活発化するとも言えます。

長期化すればするほど、中国抜きの経済圏の形成が進むと思われますので、今アメリカがどういう意図で中国と向き合っているのか・・・なのですが、中国もこのまま黙って事態を見守るとも思えません。

ただ、中国の経済が悪いまま長引けば、アップル社の製品イメージが上がっても、以前のような売上にまで戻ることはなくなります。

対米イメージの悪化

アメリカの中国への対応は、そのままアメリカ企業へのマイナスイメージとして捉えている向きがあるようです。

アップル製品の影響力が大きいので、今回はアップル製品のアイフォンに焦点をあてた記事になっていましたが、他のアメリカ企業の製品も少なからず中国でのブランド力の低下に繋がっているとも考えられます。

そして、もし米中の貿易関係が改善されたとしても、対米イメージがそれと同時に回復するのか・・・というと、これもまた未知数です。

一度イヤな想いをした相手に対して、そう簡単に好印象を抱きにくいと思いますので、米中の貿易関係が回復したとしても、それがそのまま経済の好転につながるのだろうか・・・という懸念もあります。

アップル製品の販売力低下についてのまとめ

アップル社のアイフォンが発売された当初、そのアイフォンには日本の企業の技術力や部品が多く使われているとよく言われていました。

それは、アイフォンが売れると日本にも良い影響があるんだよって事でもありますが、アイフォンが販売不振に陥ると、共倒れになるということでもあります。

まだ共倒れという段階にはないし、何事にも上げ下げはあるものですから、少々の落ち込みでうろたえる必要はないのかもしれません。

ただ、アイフォンという製品一つとっても、販売不振はその企業、その国だけのものではなく、それを作っている国も含めて世界全体規模に影響が出ます。

他の様々な製品もそうだと思います。
一つの国だけで全てを完結させられている製品はないと思います。

だからこそ・・・で考える視点がとても大切だということを改めて考えさせられました。

あと・・・アイフォンの販売力不振は、アイフォンそのものの真新しさがなくなってきたこともあるんじゃないかな?と思うんだけどね・・・。

それは飽くまで僕の個人的な感想です。
買い替えても、特に感動もしなくなりましたから。

 

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