経済ニュースまとめ録

日本経済新聞の一面をマトリクス形式でまとめて整理

【日経一面】2019年円高スタートの日本経済の今後を左右すると思われるポイント

一時104円代

年明け早々、日本の円が大きく買われるという不安の残るスタートを切りました。

www.nikkei.com

その背景には、アップルの業績下方修正の発表や、それに伴う米中の貿易戦争の先行き不安があるようです。

景気はいよいよ後退局面に入ったのかもしれないな・・・という2019年の日本経済ですが、今後どうなるのかをチェックするポイントをまとめてみました。

2019年円高スタートになった要因マトリクス

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2019年、なぜ円高のスタートになったのか。
その背景をマトリクス形式にまとめますと、下記のようになります。

  米国の経済対策に問題なし 米国の経済対策がイマイチ
米中関係が悪い 2018年の状態 2018年末から今日現在の状態
米中関係が良い 理想的な状態 -

今まではアメリカも中国も経済的な勢いがあり、それが世界経済を押し上げてきていました。

ところが、米中の貿易関係が悪化し、それに伴う消費活動の減退が起きました。アップルはそのあおりを受けた格好になります。

米中の貿易関係が悪化したとはいえ、アメリカの経済は堅調だと判断したFRBの金利政策、それに伴うトランプ政権の対応などが投資家の不安をあおるものだった。

その結果、これは経済の先行きは明るくないな・・・と判断した投資家さんたちが、株などのリスク資産から、円などの低リスク資産へと資金を移し始めたため、株価が下がり、円が高くなるという現象に繋がっています。

輸出産業がメインの日本。
このまま円高が進めば輸出による売上高の減少が起きますので、業績にも少なからず影響を与えます。

そのため、日本経済の先行きはあまり良くないよね・・・というのが今日現在であるということろです。

2019年の日本経済を見る上でのポイント

2019年始まったばかりで、先のことはサッパリわからないという所ではありますが、その上で、日本経済の先行きを感じるためにチェックし続けていきたいポイントをいくつかピックアップしてみたいと思います。

米中の貿易関係

アメリカと中国の貿易関係の悪化が、今の世界経済の不安を招いています。
どちらとも経済的つながりが強い日本ですので、その影響をモロに受けます。

米中貿易戦争が長引くと、日本の景気後退も避けられません。

 

matak.hatenablog.com

 

tpp11と日欧epa

今年から本格始動のtpp11と日欧epa。

日本の経済を発展させるための新たな経済エンジンとして期待されている貿易圏です。幸か不幸か、どちらの貿易圏にも中国も米国も含まれていません。

このtpp11と日欧epaでのやり取りを活発化させて、中国と米国に依存状態の経済を少し緩める事ができれば、米中と共倒れ間のある経済の悪化を避けられるかもしれません。

 

matak.hatenablog.com

 

米中の貿易戦争は体力の削り合い状態

tpp11と日欧epaがどこまで発展するのかで日本経済の未来はまた変わったものになるとは思いますが、とはいえ、現実的に米中との繋がりが強いのが日本ならびに世界各国の国々です。

米中の関係性が悪化の一途をたどると、世界中が一気に巻き込まれます。

でも、中国の政策(技術盗用をしちゃうとか)は、他国からすれば看過できるものじゃありませんので、ここで中国に弱気に対応する事ができない米国の姿勢もわかります。

それに、中国自身も今のままでは経済発展として決していいものではないという自覚はあると思いますので、誰も得をしていない状態にあります。

でも、中国も中国で、そう簡単に方針変更をするつもりはないと言いますか、中国が中心の世界を作るための政策を打ち出すという方向性は変わらないと思います。

中国も米国も引くに引けない、まさに戦争状態です。

実際の戦争は、相手の戦力を削ぎ落し、降伏させる事が目的です。
それを貿易戦争に置き換えると、相手国の経済力をそぎ落とし、方針変更させる事が目的となります。

その巻沿いを世界中が受けています。

戦争は無意味なものだと学んだはずだよね?と僕は思ってしまいますが、米国の価値感からすると、戦争は信念を貫くための常とう手段なのかもしれません。

そういう事もひっくるめて、2019年は世界中が平和であって欲しいと願うばかりです。

 

これからの日本の論点 日経大予測2019

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