経済ニュースまとめ録

日本経済新聞の一面をマトリクス形式でまとめて整理

tpp11と日欧EPAの発効に見る自由貿易と人間関係の成功法則マトリクス

自由貿易を推進する

世界的にその流れを止めないためにと、tpp11と日欧EPAがついに動き出します。

www.nikkei.com

米国と中国という二大経済大国が自由貿易に乗り気じゃない今、このままで米国と中国の反自由貿易の流れに飲まれてしまいかねませんが、tpp11と日欧EPAがそれを止める一役を担うかもしれません。

つまり、米国と中国を抜きにした経済発展が見込めるかもしれない。

そんな期待感のあるtpp11と日欧EPAですが、その流れに乗るために個人として意識して見たい原則的な事の備忘録として書かせて頂きました。

 

tpp11と日欧EPAに期待される効果マトリクス

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tpp11と日欧EPAが日本にとってどのような恩恵があるのか。
その効果をマトリクス形式にまとめると以下のようになります。

  TPP・EPA 米国 中国
影響 相互の自由貿易による発展 自由貿易を敬遠ぎみだが、tppとEPAの状況によっては翻意するかも 中国に影響されない経済圏を作る事で、さらなる市場開放を促す

日本を含む環太平洋の11か国の関税がほぼ取り払われ、EUと日本の貿易にかかる関税もドンと取り払われる。

関税がほぼ撤廃された状態になりますので、貿易が非常に盛んに行えるようになります。

輸入品に関税がかかりませんから、加工して輸出する事を生業としている日本にとっては大きな恩恵があります。

もちろん、海外からの色々な商品が入る事によって国内の産業が打撃を受けるという見方もありますが、チャンスとピンチはいつも表裏一体です。

輸出面での有利な部分を活かそう!という意識で、良いモノを海外に売り込むチャンスととらえてみて欲しいな・・・と思うばかりです。

自由貿易の成功が重要

今回のtpp11と日欧EPAの直接的なメリットではなく、間接的なメリットとして、自由貿易に反対している米国に対する、自由貿易への働きかけという側面があります。

大岩を空ける天照大御神のように、自由貿易をおこなえば、こんなにも国が発展するんだよ、経済にとっていい事があるんだよという事を示し、アメリカの自由貿易の門戸を開けさせる。

そのような期待も込められていますから、貿易を盛んに行い、関わった国々が発展し合う関係を構築する事が今後の課題となります。

ほら!自由貿易ってダメじゃん!!ってアメリカが(というかトランプ大統領が)思ってしまうと、自由貿易の道が遠のきますからね。

自由貿易と個人の人間関係の共通点マトリクス

貿易を行う事の原理原則の部分と言えるかもしれません。

自国の弱みを他国の強みで補い、自国の強みを他国のために活かすことが貿易の最大のメリットです。

  自分 相手
強み
弱み

共に発展し合える関係性を構築する事が貿易ですから、貿易を盛んに行うほど、両者ともに発展し合えるという考え方です。

WIN-WINの関係というものですね。
これは個人の人間関係にも当てはまる原理原則でもあります。

どうしても国同士という規模の大きな話になると貿易って難しい・・・と感じるかもしれませんが、国を一人の人間として捉えて考えると、身近にある人間関係と共通する部分が多い事に気付きます。

そして、今回のような貿易関係の大きな変化が起きた時には、自分自身もその変化に乗れるようなマインドを持っているのかどうかをチェックしてみてもいいんじゃないかな・・・と思います。

特に次の2点は、貿易においても人間関係を自身の成長に活かすためにも大切だと思います。

強みと弱みを知る

自身の強みは何か、そして、弱みは何か。
これが分かって初めて、相互に助け合える関係性を作る事ができます。(A-D・B-C)

人間関係を広げる事を大切だと言いながらも、ただ広げるだけではダメだという人も居る理由はそこにあると思います。

どれだけ顔を売っても、自分は何が強みなのかが分からなければ、誰かのチカラになれない。

また、自分の弱い部分を知らないこともまた誰かのチカラになる事もできなければ、誰かの助けを正しく受け取ることもできません。

それは国レベルでも同じで、強みと弱みを知らない事には良い貿易関係を築く事はできません。

信用できる関係性

自身の強みを相手に活かし、相手の強みを自身の弱みに活かす。

そのような関係性を構築する事が人間関係や貿易関係の原則である事は、いわゆる理論の部分です。

信頼関係や信用関係の部分があってこそ、はじめてそれらは実現できることですので、信頼できる相手なのかを知る事が先ず何よりも大切です。

同時に自身が信用に足る存在なのかも重要になります。

そういう意味において、とても強力な強みを持つ中国が今足掻いている理由は、信用や信頼が足りないからだという見方をすれば、確かに感があるかと思います。

やはり国同士も人間関係同士も、互いの信頼合ってこその成長であり発展です。

tpp11と日欧EPAを今後もどんどん活かしていきたい

僕は今回のニュースをとても歓迎的な見方をしています。

昨今の米国と中国の関係性の悪化や、2018年はリスク資産(株式など)があまり良い動きをしなかったなどの事から、景気が後退しはじめていると捉えているためです。

米国と中国の二大経済大国が元気を失くしてしまうと、一緒に元気を失くしてしまう構図の中に日本は居ますが、日本が二国に直接働きかけたとしても、それほど影響を与えられる気がしません。

そんな中で、新たな経済圏を築くという今回の動きは、とても期待してもいんじゃないかな・・・と思うのです。

米国と中国の影響を小さくしつつ、経済発展も見込める。

課題や問題はこれから色々と出てくると思いますが、それは現状維持でも同じ事ですので、発展が見込める方向へと歩みを進めた先にある課題や問題に直面するほうが遥かにマシだと思います。

そんなわけで、tpp11と日欧EPAの発効に期待している年末です。
来年から良いスタートを切る日本経済である事を願うばかりです。

 

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