経済ニュースまとめ録

日本経済新聞の一面をマトリクス形式でまとめて整理

中長期投資を呼び込む!経営計画のリスク明記の指針から考える情報の重要性

中長期の投資

それをいかに増やすのか・・・の一つの指針として、もっと経営計画に関する情報を開示していってください!と金融庁が出したそうです。

www.nikkei.com

今は業績が低くても将来的には業績が上がるような経営をしようとしているんだな・・・ともっと投資家に伝えるようにしてくださいという事のようです。

裏を読めば、今の情報では投資家が投資をする上での情報が不足している事が中長期の投資を呼び込めない要因ですよってことだとも読み取れます。

確かにそうかもしれません。
そんな事を思った今朝の記事を少しまとめてみました。

 

中長期の投資を呼び込むための情報開示のマトリクス

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中長期の投資を呼び込むためには、もっと情報を出しましょう。
そうする事で、今業績が低くても、ちゃんと理解してくれる投資家があなたの味方をしてくれるかもしれませんよ。

そんな事を金融庁はお考えのようで、それらを踏まえて、情報を開示するという事と投資家の判断という2つの軸で成り立つマトリクスにまとめると、このようになるかと思います。

  投資しない 投資する
情報開示する
情報開示しない

情報を開示すれば投資家の方が判断して中長期の投資をしてくれますよ。(A)

ただこれは逆に開示する事によって投資家がサッと引いたり、また、まったく反応してくれないって事になりかねないというリスクや不安もあります。(C)

でも、これは投資家から見たら魅力的だとは思えないな・・・という一つのアンサーと受け止めて、中長期の経営計画を立て直すキッカケにする事もできると思うのです。

もちろん、情報を出さないままで投資家の投資を呼び込む事は難しいですから、情報を出さないというのが今のご時世には合わないと思います。(D)

その上で一つだけ疑問なのが、情報をそれほど出していなくても中長期的な投資をしてくれる投資家の方は、なぜそれを決断できたのでしょう・・・(B)

表に出てない情報で判断しているのか、投資家さんなりの嗅覚で投資を決断されたのか。

その部分にやや疑問と興味が湧きますが、金融庁は投資判断の材料となる情報をもっと提供して投資を呼び込みましょうねっていうお考えのようです。

投資をされている方なら大賛成の指針だと思いますが、経営者の方の中には、細かい経営指針を公表してライバルにマネされたり潰されたりするリスクを考えると、なんとも言えないな・・・と思われるところかもしれません。

是か非か立場によって分かれるところではありますが、投資マネーをもっと呼び込むためには、情報を出さないよりも出したほうが良いのは間違いがないと僕は思いますが、あなたはどうお考えになりますか?

情報開示と判断のしやすさのマトリクス

  判断できない 判断できる
情報を出す
情報を出さない ×

情報を公開するという事と、正しく判断をするというのは比例する関係性なのだと思います。

情報を公開すればするほど、透明性が上がればあがるほど判断のミスやリスクは減っていきます。

林修さんが言ってました。
敗者の共通点は「情報不足」「慢心」「思い込み」であると。

情報が足りないのは敗者になる要因の1つですから、情報が多くあるほうが正しい判断をしやすくなります。

もし情報が多く揃ってないのに大切な判断を下そうとしている場合は、何らかの思い込みや先入観による判断か、特別なルートで仕入れた情報を基にした判断かもしれません。

情報を正しく必要なだけ手に入れる事が正しい判断には必要であり、正しい情報が多く確実に手に入る事を投資家は願っているから、情報を公開していきましょうというのは喜ばれる対応だと思います。

それは日常のこんな場面でもよくある事だと思います。

従業員に対する評価

上司として、経営者として、管理職として、社員を正しく評価しなければいけない場面というものが多々あるかと思います。

その時にいかに偏りない情報を手にしているのかが判断のブレを失くすことになるということは、これをお読みのあなたもよくご理解頂けていると思います。

ある業務は良くできるが、他はダメ。
でも、人とのつながりを大切にしながらも、自分の意見をちゃんと言える芯の強さも持っている。

ただ、生活の自己管理が出来ていない部分がある。

だから・・・と評価をする時には多面的に色々と考えるかと思いますが、それらの情報に偏りがあると、評価にも偏りが生まれます。

いかに必要な情報を正確に把握しているのかが、判断して評価するためには欠かせません。

友達との喧嘩

友人との喧嘩をした経験があるという方は多いかと思います。
その喧嘩、致し方がないものから、些細なキッカケによるものまで、実に様々かと思います。

そんな友人との喧嘩で、後悔するのが、一方的な情報だけで判断してしまった時だと思うのです。

事情を正しく把握していないとか、偏った情報を鵜呑みにしてしまったとか。
簡単に言うと誤解してしまった事が発端となった喧嘩は後味が悪いと思います。

情報を正しく知る事が、友人との間でも大切になるかと思います。

結婚を見据えた恋愛

イチャイチャ過ごすだけの日々を送るための恋愛ではなく、将来を見据えた相手として恋愛をする場合。

相手の社会的な情報も広く知っておきたいと思うのではないでしょうか?

どんな仕事をしていて、どんな家庭環境で、もちろんどんな性格で。
多角的に色々な事を知って最終判断を下したいと思うはずです。

結婚もある意味では中長期的な投資をするという見方ができるとも思うんです。
しかも全額ベッドするような投資に近いモノがあります。

だからこそ、色々な事を知っておきたいと考える心理と、投資家が投資する先をちゃんと先々まで見越して知っておきたいと考える心理は似通ったものがあると思うのです。

情報を開示するほど正しく判断してもらえる

知りすぎたせいで判断ができなくなるという心理理論もあります。
情報が増えすぎると思考が停止して、判断が鈍るそうです。

そのため情報の量が大切なのではなく質も大切だという事なのですが、理想は質の良い情報を多く集めて判断するということだと思います。

そのためには、どんな情報を知れば判断を間違えないのかを自分なりに知っておき、それを手に入れる努力というものも大切だと思います。

投資家さんは、その”判断のための情報”を手に入れる事に腐心しておられると思いますが、頑張っても出てこない見つからない質の良い情報の1つに、経営者の中長期的な視点による経営計画というものがあると思います。

それをもっと発信して行きましょうねというのが今朝の日経新聞の1面でした。

国は、短期的な投資家ではなく中長期的な投資家がもっと増えて欲しいんですよね、きっと。

そして、それは僕たちの日常の中でも当たり前のように起きている事でもあります。

大切な判断を下す時には、質の良い情報を多く知っておきたい。
偽物の情報を掴まされて大損をするなんて、絶対にいやだ!

そう思うはずです。
投資に限らず、仕事でも勉強でも恋愛でも、重要だと思えば思うほど、ちゃんと知っておきたいと思うモノです。

だからこそ、相手に正しい判断をしてもらうための情報を出し惜しみなく自分から出していくという姿勢がとても大切なのかもしれませんね。

・・・勇気がとても必要ですけどね。

そんな事を思った今朝の日経の一面記事でした。

 

日経記者に聞く投資で勝つ100のキホン (日経ビジネス人文庫)

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