経済ニュースまとめ録

日本経済新聞の一面をマトリクス形式でまとめて整理

景気後退突入?2018年末日経平均株価大幅下落の理由マトリクス

株価が大幅に暴落した

その事によって、すわ景気後退?リーマンショック以降の出来事!となっている株式市場および世界経済ですが、なぜそんな事が起こったのか。

やはりその事が今朝の日本経済新聞の一面になっていました。

www.nikkei.com

記事を僕が読んだ限りではありますが、リーマンショックのようなバブル崩壊というものではなく、FRBなどの政府系金融機関の景気に対する見方と投資家の景気に対する見方の不一致が理由なのかな?という印象です。

なぜそう思ったのかについてマトリクス形式でまとめてみます。

 

なぜ2018年末に日経平均株価が大幅に下落したのかマトリクス

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  良い 悪い
国としてみた市場 世界経済は良い方向に行っているという数字が出ている  
民としてみた市場   世界経済が不安定になる要素がある

日経平均株価が下がった理由を記事を基にザックリとまとめるとこのような理由からだと思われます。

  • FRBの利上げ
  • トランプ政権への不安
  • 投資家の世界景気への不安

中国と米国の貿易戦争によって2019年の世界経済の先行きが不透明な中、FRBやEUは景気引き締め策(利上げ)をした。

政府系の金融機関は、景気は充分に回復したし、いい感じで安定もしてきているし、そろそろ利上げしても大丈夫そうだよねって判断したのですが、投資家たちはそうは見ていない。

まだまだ危ない状態なんじゃないの・・・?それなのに利上げとかしちゃうとヤバいんじゃないの?という国と民の思惑の不一致が起きています。

そして、少しでもリスクの少ない投資に切り替えるために、リスク投資(株式等)を売って、ローリスク投資(国債・金)への買い替えが起きたためのようです。

結果として、景気の後退局面のような事が起きているという事ですが、文章として書いてみると、不安から取った行動で現実がその通りになったという、皮肉な現象なのかな・・・とか思っています。

株価の下がり方はリーマンショック的な大きなものですが、質として見れば、同質の下がり方ではないように僕は思います。

一応、経済として良い感じに回復しているよって判断のもとの利上げがあり、その利上げによって起きた株価の下落ですので、政府系金融機関からすれば、これぐらいの事は起きるよねって想定済みの状態かもしれません。

というわけで僕は比較的楽観視しているのですが、あなたはどうお考えになりますか?

場と個の良し悪しのマトリクス

 
公(場)
私(個)

今回の株価の大幅下落を見て、場と個の関係性というものを考えさせられました。

見方を変えると親と子、会社と従業員のような関係性にも通ずるものがあるのかな・・・・

その場の状況によって、その場に居る個は影響を受ける。

よって、その場を仕切る人の意図によって状況は良くも悪くも変わるので、場を仕切る人の意図やポリシーのようなものを知り、それに合わせていく柔軟さが大切なのかな・・・なんてことを考えさせられました。

会社と従業員の給与の関係性

会社と従業員の給与や待遇の関係性は、今回の株価の下落の状況と似たものがあるのかな・・・と感じたりもしました。

例えば、会社が給料が良い時には社員はその恩恵を受ける。

でも、会社の業績が落ちてきた時に、ボーナスカットなどで待遇面が悪化した時には従業員はより待遇のよい会社に行こうとしたり、現状を受け容れて、会社をよりよくしようと奮起したりする。

その結果、会社が良くなればまた恩恵を受ける。

そんな出来事と似た事が起きていると思いますし、景気が良い時には会社は蓄えを増やしたいと思いますし、景気が悪くなると蓄えを吐き出して従業員の生活を支えようともします。

それともまた似ているのかな・・・と。

治療とリハビリの関係性

怪我や病気をしたら病院に行って治療をします。
大きな怪我や病気をした場合、日常生活に戻るためのリハビリ期間が必要になります。

もしかしたら、今回の株価下落の現象はそれと似ているのかもしれません。

リーマンショックで大けがをした世界経済。
その怪我を回復させてリハビリをして・・・に約10年を費やしましたが、そろそろ怪我が癒えて、自律で生活できるようになった。

次はリハビリから卒業して、完全に自身のチカラで生活してみてくださいねってのが、FRBの利上げなのかもしれません。

でも、当人はまだまだ怪我が癒えてないし、リハビリも十分じゃないよ!って思っているので、ついつい悪態をついてしまっていたりもします。

医者の見立てが正しいのか患者の自己感覚が正しいのかはわからないよね・・・というのが今なのかもしれません。

リーマンショックを耐えたんだからという楽観視

リーマンショックで負った傷は相当に深く、しかもトラウマにもなっていますから、どうしても過敏に反応してしまう部分があるのかもしれません。

もちろん、決して過敏でもなんでもなく、フラットな目で今の世界経済を見ると、来年以降に明るい材料がないのに、政府は何も分かってないぞ、これはヤバいぞ・・・となっているのかもしれません。

実際に二大経済大国の米中の関係性がイマイチよくない状態に今はありますから、明るい材料を見つけるのが難しいとは思います。

 

matak.hatenablog.com

 

日本は低金利状態が続いてますから、金利を基準にして見た場合、まだまだ景気が回復したとは言えないし、消費税増税が控えている今、景気を引き締める時期じゃないと考えて、後追いはしないとは思いますが、思わぬタイミングで冷や水を浴びた感じだと思います。

それでもなぜか楽観視している自分が居ます。

株価の下落の理由がそういう事なんだねって理解しやすいためだと思いますが、リーマンショックのようなパンドラの箱が空いて、底なしの闇が口を開けているような感じとはまた違うので、どこか安心してしまっているのかもしれません。

逆にいえば、あれを乗り越えたんだから、少々下落してもまた持ち直せるよねって思っているのかもしれません。

楽観視しすぎだよ!ってお叱りや、お前はこういう事が見えてないぞってお声を頂く事になるかと思いますが、もちろん受け容れます。

あくまで個人の見解として参考にして頂ければいいな・・・そんな風に思いつつ、記事を終わりたいと思います。

最後までお読み頂きまして、ありがとうございました。

 

小宮一慶の「日経新聞」深読み講座 2019年版

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