経済ニュースまとめ録

日本経済新聞の一面をマトリクス形式でまとめて整理

エコがビジネス基準。脱石炭に迫られている日本の電力ビジネスマトリクス

環境に配慮する

全てのビジネスに課せられているテーマと言って良いかもしれません。
中でも、二酸化炭素(CO2)の排出量を抑える事が全世界の企業に求められている感があります。

その影響もあって、炭鉱を売却するというニュースが今朝の日本経済新聞にありました。

www.nikkei.com

とにかく環境を大切にしていきましょうよ。

石炭を燃やして電力を作るのではなくて、もっとエコな再生エネルギーを用いた発電にしてきましょうよ。じゃないと株売るよ。

そんな圧があったそうで、発電事業に関わる大手が炭鉱の売却に踏みだすようです。

ビジネス戦略の軸は”エコ”である事がより一層明確になる動きであり、石炭を使うビジネスはその存続すら考えなくてはいけない時期が来ているのかもしれません。

とにかく”環境”に配慮する事が、これからのビジネスにおいて、ますます高い優先順位を持ってくるようです。

 

環境を優先した発電ビジネスの見直しマトリクス

f:id:takeshi1127:20181224085832j:plain

発電するために石炭は必要である。

そんな常識はもう古いよって流れが発電ビジネスの世界にも来ていて、二酸化炭素の排出量が少ないエコ発電へとシフトする事が求められています。

  石炭燃料エネルギー 再生エネルギー
排出量が少ない 超々臨界圧という新技術がありこの技術を売り出したい日本企業がある 環境に良いので世界中が求めている
排出量が多い 主要なエネルギー生産手段だが、CO2排出量が多い  

実際には、エコだけが大切なのではなく、”安心”かつ”安全”であることも発電事業には求められていて、先日も、英国での原発新設計画がとん挫しかけているというニュースがありました。

matak.hatenablog.com

電力が必要なのは世界中に共通していますが、それを得るために環境を犠牲にしたり、人の安全性を失うような事があってはダメだ。

今はそんなリスクを背負わなくても電力を得る事はできるでしょ?

そういうメッセージを日本は突きつけられているように思います。

周囲に配慮した選択肢という考え方マトリクス

  現行 新手法
周囲に対して良い影響 一先ずの着地点になる 受け入れられやすい
周囲に対して悪い影響 排除の対象となる 受け入れられにくい

環境に配慮した発電方法を求めるという世界の動きは、産業の発展のためには人類や環境を犠牲にしても良いってわけではないよというメッセージでもあります。

それが環境(周囲)にとっていい事か?悪い事か?

という周囲への配慮や気配りがより強く求められるようになっていて、それは電力に限らず次のようなケースもそれに該当すると思います。

ハラスメントへの対応

職場の中にある様々なハラスメントが注目を浴びています。

セクハラ、パワハラはもちろんのこと、スメハラなどの新しいハラスメントも注目を浴びていて、これも周囲への配慮を大切にしましょうという流れの1つだと思います。

周囲といかに共存していくのか。

先ずはハラスメントを失くしましょう!という段階に今はあり、恐らく次は、ハラスメントする人との分離や隔離が進むのだと思います。

たばこに対する配慮

たばこへの世の中の反応は、今回の電力に対する向き合い方と通ずるものがあると思います。

たばこの場合は、二酸化炭素の排出量は直接は関係していませんが、副流煙などのたばこによる健康被害が考えられることからの周囲への配慮を求められます。

禁煙を推奨する動き、たばこの煙を非喫煙者の方が吸わないような分煙の徹底や、たばこの煙の害を最小限にするための電子タバコなど、たばこに対する配慮は、周囲に配慮しながらいかにして生き残るのかという生存戦略そのものだと思います。

周囲との共存共栄が前提になっている

「自分さえよければいい」という考え方はダメだ!

そう明確に訴えかけるような流れが出来ているように感じます。

エコのために二酸化炭素の排出量を減らすというのも、周囲の環境への配慮でもありますし、環境に配慮する事は、翻って自分たちの為でもありますので、推進して行こうという流れができています。

新しい技術や新しい手法も、周囲の環境にどれだけ配慮できているのか、どれだけの貢献が見込めるのかが世の中に受け入れられるための条件と言えるかもしれません。

「みんなが良い事がいい」という、他者への愛を持ち合わせている事がより強く求められる世の中になりつつあるんだな・・・と感じつつ、それが行き過ぎた時は、逆に邪魔な存在を排除しようとする動きが生まれるのではないだろういあ?

それはそれで、どこか矛盾していて気持ちが悪いな・・・と思いますが、それはそれなのかな。

そんな事を思った今朝の記事でした。

 

3時間でわかるこれからの電力業界 ―マーケティング編―5つのトレンドワードで見る電力ビジネスの未来 (NextPublishing)

3時間でわかるこれからの電力業界 ―マーケティング編―5つのトレンドワードで見る電力ビジネスの未来 (NextPublishing)

  • 作者: 江田健二,一般社団法人エネルギー情報センター
  • 出版社/メーカー: good.book
  • 発売日: 2016/11/23
  • メディア: オンデマンド (ペーパーバック)
  • この商品を含むブログを見る