経済ニュースまとめ録

日本経済新聞の一面をマトリクス形式でまとめて整理

日本郵政のアフラック出資方針から学ぶ「作る」と「広める」マトリクス

アフラック

アヒルのCMでおなじみのあのアフラックの株式を日本郵政が取得する方針であるという事が発表されました。

生命保険という市場によって、互いの強みを生かして、ともに成長していきましょうという事のようです。

www.nikkei.com

互いが足りないところを補いあえる強みがあるので、それを活かして共に成長していきましょうよという素晴らしい一歩のように感じるニュースです。

 

日本郵政とアフラックの思惑マトリクス

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アフラックと日本郵政という、一昔前では交わりあう事がない関係性の2社が手を取り合う事になりそうです。

それが今回手を取り合う事になった背景には、生命保険業界の競争激化と、お互いが不足していると感じる部分を補い合える関係だとの判断のもとです。

  • アフラックは販売網を拡大したいと思っている
  • 日本郵政は他社に負けない競争力のある保険商品が欲しい

その不足を補い合えるものを、お互いが持っていました。

  • アフラックは日本でシェア首位を獲得した商品開発力を持っている
  • 日本郵政には全国2万4000の郵便局を持っている

互いが互いの不足を補える強みを持っている。
それなら・・・という形での提携です。

このようなマトリクスで説明する事ができるかと思います。

  商品開発力がない 商品開発力がある
販売網が広い
販売網が狭い ×

「商品の開発力」が乏しかった(×)が、提携によりそれを補う事ができる(1)。

「販売網を広げたい」と思っていた(X)が、提携によりそれを補う事ができる(2)。

その結果、お互いがお互いに理想の状態(◎)になる事ができる。という事でもあります。

シンプルに美しいな・・・と思います。
夫婦かよ!って。

そんな今回のアフラックと日本郵政の提携から学べるポイント、自分たちの日常に活かせるポイントはどこなのかという事を考えてみました。

「良さ」と「広げる」の関係性マトリクス

今回の日本郵政のアフラックへの出資は、「商品を開発する」という事と「商品を広げる」という2つの軸によるマトリクスであると僕は捉えています。

商品を開発するチカラがある事が大切である。
でも、いい商品を開発してもそれを広めるチカラがなければもったいないから、広めるチカラも大切である。

その両方が備わった時に、「売上」を最大化できる。

そんな風に捉える事が出来るのではないだろうか?と思っています。

これを更に抽象的に捉えて、「作る」と「広げる」という2つの軸で考えてみる。

  作らない・作れない 作る
広げる  
広げない    

「作る」と「広げる」の2つを最大化する事が「成果」を最大化するためのポイントである。

そう捉えた上で、僕たちの日常や仕事に当てはめると、「成果」が乏しい理由はそのどちらかが弱いからだという考え方ができるのではないでしょうか?

良いモノを作れば売れる

「良いモノを作れば売れる」という、仕事の現場でよく聞く言葉があります。

正しくは、「良いモノを作れば売れ続ける」のであって、良いモノだからといって、必ず売れるということはないよな・・・とう事が僕が感じていることです。

そこそこのモノでも販売力があれば一気にシェアを伸ばして業界トップに立てるという例は、ウィンドウズとマック、ベータとVHSで既に見ています。

ただ、マックもベータも販売力が弱くてダメだったのかというとそうでもなく、品質の良さから一定のファンをちゃんと獲得しているように、良いモノを作ればそれが理解できる人に支持されます。

その支持する人が、そのメーカーの次回作を真っ先に手に取ってくれるお客様にきっとなります。良いモノを作っていれば、圧倒的なファンを獲得できるようになりますので、「良いモノを作れば売れ続ける」というのが正しいのでは?と僕は思うのですが、できれば良いモノがたくさん売れて欲しいですよね。

そこで、良いモノを作る事と、良いモノを売る(販売力)は全く別物だと捉えてみる。

良いモノを世の中に広めたいなら、良い商品を開発する事と販売網の構築の2つが欠かせないんだよと捉えてみる。

そして、どちらが不足しているのかを判断してみて、その不足をどう補うのかを考えて実行する。

それが良いモノを世の中に広めるための原則になるんじゃないかな・・・と思います。

良いブログを書いていれば広まる

先ほどの良い商品と同じような事ではありますが、ブログをはじめ、ネットで何かを発信するという事において、良いモノを書くコトが成果につながらないという例がまだまだ多いような気がしています。

僕の場合は、書いたものが成果に繋がらない理由をシンプルに実力不足だと理解しているのですが、中には、なぜこれが世の中の人にまだウケてないのだろう・・・と思えるブログに出会う事があります。

反面、どこかで書かれている事の劣化コピーのような記事でも、検索上位に来ていたりする事があり、多くのアクセスを獲得しているのを目にする事があります。

ブログにおける商品は記事です。
その記事が良いに越した事はありませんが、良い記事だから自動的に多くの人が見に来るわけではありません。

検索エンジン経由でいずれ遅かれ早かれ人気のブログになる可能性はあったとしても、やはり、広めるチカラが弱いブログは、どうしてもスロースタートになります。

今ならSNSを上手に使いこなせる事が広めるチカラを持っているという事になるかと思います。

なので、良い記事を書いている自信があるのなら、拡散力を高めるための何かに少しチカラを入れてみるだけで、一気に成果が伸びるかもしれません。

逆に、拡散力を磨いてもサッパリ成果が伸びないのなら、それは内容の質がイマイチなのだと受け止めて、内容のバージョンアップに時間を割くようにすると成果が伸びるようになるかもしれません。

魅力的なのにモテない

「魅力的なのにモテない」という人が周りに1人はいるのではないでしょうか?

逆に、「たいしたことないのに、なぜかモテる」という人も周りに1人は居るのではないでしょうか?

これも「商品開発」と「販売網」という2つの視点で捉えてみると、その現象が起きてる理由を理解しやすくなるのではないでしょうか?

魅力的なのにモテないは、良い商品だけど売り方が弱い、販売するチカラが弱いという見方ができるのではないでしょうか・

たいしたことがないのに、なぜかモテるのは、その正反対。

商品としては、そこそこレベル。どこでも手に入るようなものなのに、売り方が上手かったり、やたらと顔が広いとかで、すぐに相手が見つかるという見方ができるのではないでしょうか?

成果を最大化するには、魅力的だと周囲から言われている人は、人との触れ合いの数を増やしていく。そうするだけで、自然とモテるようになります。

販売力(広めるチカラ)がある人は、自分自身を磨く事に少しエネルギーを注ぐと、付き合う相手のレベルが上がっていきますので、今よりも満足度の高い時間を過ごせるようになれるかと思います。

恋愛も、「作る(モノを作る・磨く)」と「広める(アピールする)」という2点で捉えると、どうすれば成果を最大化できるのかを掴みやすくなります。

強みを活かし合えば互いの成果が最大化する

商品力と販売網。
アフラックと日本郵政の今回のニュースは、恋愛に置き換えると、こうなります。

芸能人レベルの容姿と魅力を持つアフラック君と友達になった日本郵政君は、今後合コンするにも何かイベントを企画するにしても、「あいつが居るよ」と言いながら人を集める事ができるようになった。

アフラック君は自分で自分を売るのが苦手だけど、代わりに売ってくれる人がいるので、あとは任せていればいい。

日本郵政君は、アフラック君の持つ魅力を活かして合コン等の企画をお客に紹介して自分自身も何らかの成果を得ることができる。

これはあくまで例えではありますが、互いに良い関係性を構築しましょうねってニュースであり、それは僕たちの日常の中でも生きてくる要素が含まれたニュースであるという事が伝わったのなら、嬉しく思います。

最後までお読み頂きまして、ありがとうございます。

 

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