経済ニュースまとめ録

日本経済新聞の一面をマトリクス形式でまとめて整理

インフラ老朽化の課題は予算の割合にあるのではマトリクス

インフラ設備

道路もそうですし、道路にまつわるもの(橋や標識)もそうです。

他にも挙げればキリがないぐらいに様々なインフラ設備がありますが、それらがどうやら老朽化による問題を引き起こしているようです。

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インフラの老朽化は日本国民全体の生活に影響を与えますから、早急に対応しましょうということで、国が予算をつけて対策に取り組むようです。

生活の質が保たれるのはとても良い事です。
いい事ですが、いい事があれば悪い事もまたワンセットなのも世の理です。

それらを踏まえてインフラの老朽化対策について見ると、予算の付け方が課題なんじゃないの?

そんな風に思うのです。

 

インフラの老朽化対策マトリクス

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インフラの老朽化対策に、国は国債を発行して緊急予算をつけるとのことでした。

これから東京オリンピックもありますので、インフラがしっかりと整っている事はとても大切だという気持ちの表れなのだと思います。

また、そこには緊急予算を付けてお金を市場に流すことによって、景気の後退を防ぎたいという想いもあるようです。

それをマトリクスにまとめるとこうなります。

  経済・景気 インフラ
メリット 景気の下支えになる 安全性が高まる
デメリット 国の借金増 全て改修できる?

緊急予算を付けて対応することにより景気の下支えになり、インフラの整備によって安全性が保たれますので、一見すると生活の質が落ちることがないと良い対応と思われます。

ただ、国債を発行して予算を確保しますので、今ある国債の利払いが更に増える事を意味します。

そこが経済的によくない面です。

国債発行額は先進国の中でもかなり高い

日本の国債発行額のGDP比は先進国の中でもダントツです。というか1位です。

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日本はダントツで国債発行をしまくっている国なんです。
この借金には利払いが発生しますので、借金が増えれば増えるほど、利払いの額が増えます。

利払いの額は、日本銀行の決める公定金利に左右されます。
低金利の今は利払いが少なく住んでますが、これから金利を上げる局面になれば、国が支払う国債金利の額も増えます。

そのため長期金利を日本銀行は据え置き続ける事になるかもしれませんが、低金利はバブルになりかねないという問題があるのが、頭が痛いところです。

そもそも財政健全化のために増税をするという流れの中で消費税増税があります。

社会保障制度を保ちつつ借金を減らさなくてはいけないので増税やむなしなのですが、今回借金を増やすための施策を行いました。

そして、国の予算は100兆円前後をウロウロしながら、ゆるやかに右肩上がり傾向です。

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一応歳入と歳出がトントンなので大きな問題はないとはいえ、借金を減らすまでには至ってないのが現状です。

一度つけた予算は取り外しにくいと言いますから、今回の特別予算も来年以降当たり前に予算に組み込まれるでしょうし、不足するとまた国債をあてにして・・・と、よくない循環になるんじゃないかな・・・と懸念しちゃいます。

インフラのために予算がちゃんと使われるのかどうか

インフラのために予算をつけたのなら、ちゃんとインフラのために予算を使ったのかどうか。

また、老朽化したインフラの整備のための不公平感は回避できるのかどうか。
使い道という点もまた、重要なポイントなのかな・・・と思います。

インフラ整備を”作る”ではなく”使い続ける”事にシフトしてほしい

どうしても、お上のやる事は”作る”事にばかり意識が傾いているように感じてしまいます。

作る事で便利になる面もありますから、全否定をしたいわけではありません。

ただ、作る事で便利になる局面をもう日本は脱していると思います。道路も十分に張り巡らされてますし、交通網は陸海空合わせてびっしりだと思います。

そんな中で新たに何かを作るよりも、使い続けるために予算を使うという方向にどんどん舵を切らないとダメな時期だと思います。

今回、老朽化したインフラの整備のために”新たに”予算をつけました。

それはつまり、老朽化したインフラ整備のための予算を今まで確保していなかったという事でもあるはずです。

限られた予算の中での、現代に沿った最適な配分にしていく事がお上の偉い方々の仕事だと思います。

そろそろメンテナンス重視な予算配分に舵を切っていく時期なんじゃないかな・・・と僕は思います。

庶民の視点からではわかりにくい事や見えにくい事も多々あるのかもしれません。

ただ、お金が足りないから借りてこようという発想の延長に税金が足りないから増税って流れがあるはずです。

ありきたりですが、増税しなくても今まで以上の暮らしができるようなコスパを考えた予算配分って大切なんじゃないかな?と思います。

そのためにも、”作る”から”使い続ける”ための予算を増やしていくほうがいいんじゃないかな・・・。

そんな風に思います。
生意気言ってすみません。

 

憲法と国家予算の理論

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